マーテックツールがついに3500種類を超えた!
このご時世、マーケティング・テクノロジーが増えていくことは容易に想像できますが、その増え方が尋常じゃないというニュースをお届けします。
イベントやセミナーでchiefmartec.com発表の「Marketing Technology Landscape」チャートを目にすることが増えてきました。2016年発表のものが以下のチャートです。
なんと、6カテゴリーで約3500種類のマーテック・ツールが存在するとのことです。
ほんの5年前の2011年は、約150種類しかなかったツールがものすごい勢いで増殖していることが分かります。もはやこの数になるとマーケターが全てのツールを完全に理解することは難しいという現実が見えてきます。対応策としてマーテック・ツールがどのようなカテゴリーで構成されているかを認識することから始めることが現実的かもしれません。
では、そのカテゴリーを考察してみましょう。
1)Advertising & Promotion
ディスプレイ、サーチ、モバイル、ソーシャル、ビデオに関わるアドテクノロジーで構成されています。 Google, Yahoo, Rakutenなどのロゴが見られるカテゴリーなのでマーケターにとって比較的親近感の高いカテゴリーでしょう。
2) Content & Experience
CMSツールやEmailマーケティングのツールが属するカテゴリーです。Marketing Automationもこのカテゴリーに属します。MAのベンダー数は161種類で、全体で4番目に大きいグループになります。
3)Social & Relationship
「Social」はイメージしやすいと思いますが、186種類のツールが存在する2番目に大きいグループになります。
「Relationship」にはCRMツールやコールセンターのソリューションが含まれます。チャットツールがこのカテゴリーに入るのを見ると「なるほど」と関心しました。また、ひっそり
「Account Base Marketing」というグループがありました。新しい分野のせいかツールの数はまだ16種類くらいにとどまっています。
4)Commerce & Sales
名前そのままののカテゴリーで、代表的なツールはEcommerce Platform & Shopping Cartsでしょう。アフィリエイトマーケティングが含まれます。そして、もう一つのメジャーグループは「Sales Automation」です。SFDCをはじめ220種類のロゴが存在する最大グループになります。
5)Data
地味なカテゴリー名ですが、ここのメインはBusiness Intelligenceなどのアナリティック系のツールが含まれます。今後は、Predictive AnalyticsやiPaaS (integration-platforms-as-a-service)のような”marketing middleware”的なベンダーが増えてきそうです。
6)Management
マーケターにとっては、馴染みが薄いベンダーが揃うカテゴリですが、タレント管理、予算管理、プロジェクト管理ツールなどが含まれます。この中の最大グループはSharePointのような「Collaborationツール」の102種類になります。
以上、6カテゴリーの説明でした。
3500種類におよぶマーテック・ツールの全ては追えなくても、まずはカテゴリーから理解を始めてみてはいかがでしょうか?