MA導入前の準備 その5 「MA導入のメリット」

前回のブログでは、MA導入効果の検証について紹介しました。

今回は、マーケティング・オートメーションを導入すると、どういったメリットがあるのか?

という、誰もが気になるポイントについて紹介します。

日本に先んじてMA普及の進んだ欧米では、そこに焦点を当てた調査がすでに多く行われています。

ここでは、

emailmondayというブログの「The Ultimate Marketing Automation statistics overview」 と

B2Bmarketing.netの「Marketing Automation Benchmarking Report 2015

から、調査結果の一部を紹介させていただきます。

まず、前述の調査によると74%の企業がVery beneficial(とても効果的)ないしQuite beneficial(かなり効果的)と回答しています。

紹介されている複数の調査で挙げられているメリットとして、主に以下のようなものがあります。マーケティング活動の生産性が多くの面から向上することが分かります。

・反復作業から解放されて、新規プロジェクトに集中できる

・ターゲットの絞り込みが改善

・顧客エクスペリエンスの改善

・Eメールマーケティングの改善

・キャンペーン実行時のヒューマンエラー削減

・リード獲得における質・量向上

・工数削減

・オポチュニティ(セールスに結びついたものを含む)の増加

・コンバージョン数の増加

・・・など、多くの調査結果が挙げられています。

ソース:

– Redeye and TFM&A Insights “The Marketing Automation Report 2014” (2014)

– Pepper Global “Marketing Automation Trends Report 2014” (2013)

– Adestra Marketer vs Machine (2015)

– VB Insight “Marketing Automation, how to make the right buying decision” (2015)

一方で、この中で興味深いのは以下のグラフです。ここでは、「Better lead management」「More relevant messaging and content」「Increased revenue」の三種類のメリットを感じているかどうか、導入経験の長さ(6か月/12か月/24か月/2年以上)によって分類しています。

line-graph

– B2Bmarketing.net and Circle Research “Benchmarking Report Marketing automation” (2015)

以下のように結果をまとめることができます。

・リードマネージメントについては、導入期間の長さによらず、おおむね半数以上の企業が改善を実感している。

・メッセージやコンテンツのクオリティは導入期間に応じて改善されていく。

・レベニューの増加は導入後12か月以上経過しないと実感されない傾向にある

これは、多くの企業で導入後すぐに効果が可視的な形で現れることが少ないこと、導入するだけではなく「使い続ける」ことが必要であること、しかも「上手に」使い続けることがメリットの最大化のために重要であることを示していると思います。

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